【ケイエイ・ヒト】論語とそろばんで考えるSDGs研究会 代表 古川 順弘(ふるかわ よりひろ)さん
伊奈:皆さんこんにちは。
古川:こんにちは。
伊奈:本日は、「論語とそろばんで考えるSDGs研究会」の代表である古川 順弘(ふるかわ よりひろ)さんからお話を聞いていきます。古川さんよろしくお願いいたします。
古川:はい、よろしくお願いします。
伊奈:それでは、改めまして簡単に古川さんの自己紹介をお願いいたします。
■「新しい日本」「新しい世界」を作り出していける人材をどうやったら作っていけるか
古川:私は、資格としては行政書士なんです。けれども、中小企業診断士の友達などと一緒に活動しています。
主な活動は、いろいろな会社のお手伝をしているんですけれども、私が15年ぐらい勤めてき不動産管理会社で、さまざまなトラブルの解決をしてきたことの強みを生かしながら、お役に立てるようなということをしています。
その中で、先ほどご紹介いただいた「論語とそろばん考えるSDGs」という活動しています。
これは、渋沢 栄一のひ孫の方とご縁をいただいて、本を書いたということから始まって、その活動をしいます。
目的はいくつかあるんですが、一つは、私たちが「失ってしまった物語」というものを再び取り戻すということ、次に、シリーズと言っていますが、「新しい日本」とか「新しい世界」を作り出していける人材をどうやったら作っていけるかということですね。そのようなことを考えて活動しています。
その中でいくつかやっていることがあるんですが、一つがこの「未来経営EXPO」でやらせていただいている「マインドフルネス」です。「仰臥禅」や「瞑想」の普及活動をやらせていただいています。
繋がりがわかりづらいと思うんですが、「宇宙とか世界との一体感」といったことを、瞑想を通じて感じることができますので「経営と倫理」や「世界との調和」について考える力などに「感覚的に結びつく」という点で重要なんです。少し行き詰まった現代の世界、というものを切り開いていくという意味で必須ではないかと思っています。
伊奈:はい、ありがとうございます。本当に古川さんは、いろいろな活動をされていらっしゃると思うんですけれども、具体的には、どういった点で経営者様のお役に立てるとういことになりますでしょうか。
■「マインドフルネス」から「ハートフルネス」、そして「ソウルフルネス」へ
古川:はい、緩めな感じで考えていただくと、マインドフルネスということで考えてもらえれば十分かなと思うんです。マインドフルネスの効用としては、科学的に証明されているものとしては「ストレスが減ります!」ということや「自律神経が整えられます!」ということです。睡眠が深くなって集中力が高まることで仕事の効率が上がる。そんな効果が挙げられます。
まず、こういった一般的な効用を目標として考えていただければ十分です。
もちろんその先いろいろあるんですけども「疲れちゃったな」とか「なかなか寝れないな」とか。改善するには他にも手法があると思います。例えば「枕を変える」とか「薬を飲む」「食べる物を変える」とか、それらと組み合わせて瞑想、マインドフルネスで「一回止まって落ち着いてこう!」と考えることでいい効用を得ることができます。
もう一つとしては、「一回止まる」ということで、今まで考えていなかったようなことを別の視点で考えたり、自分自身を見つめ直したりすることで、自分のビジネスを考えるという事ができるようになります。
これは瞑想やマインドフルネスをすると、結果的にほとんどの方が体験できることで、同じ仕事内容でも、ちょっと違って見えてくるということは効果として認められています。
ですので、実際にやってみるとそういう効果があるんじゃないかなと思います。
伊奈:なるほど。では、古川さん自身が今後ご自分のビジネスの目標でやっていきたいとか、将来こうしたいというようなものはございますか?
古川:そうですね。このマインドフルネスというものは、「禅」が海外で取り入れられたわけです。我々からするともともと有るものですが、彼らからすると新しいものなので分析をするわけです。「修行」や「感得」するというアプローチではなくて、どうしたら結果が得られるのか、見習えられるのか、といてアプローチなので、非常に体系的になって同じ手順を踏むと、誰でもその体験が得られるという形で日本に逆輸入されてきてるんです。
いい面としては、修行をしなくても、価値が得られるということです。
まず、疲れを取るなどでマインドフルネスに慣れ親しんでもらう。
次は、本当に瞑想に近いもの、「仰臥禅」を味わってもらうことで、単に「向き」つまり「マインド」だけではなくて、その次の本当に精神的な「ハートフルネス」、次に魂の「ソウルフルネス」こういった段階を踏むことができます。
私の兄は、40年以上この瞑想の分野で指導者として経験を培ってきたんですが、それをより多くの人に伝えていくということをやっていきたいなと思っています。
■「未来系EXPO」は、次のことを考えている方が多い場所
伊奈:なるほど。では最後に、「未来経営EXPOに来場してみよう」とか「出展してみよう」と思っている方に向けて一言お願いします。
古川:そうですね。「未来系EXPO」に出展していいと思うのは、出展者の方々が、非常に志が高いと言いますか、未来経営というくらいですから、次のことを考えている方が多いということがあります。
そういった方々とネットワークが作れるというところが、非常に価値として高いんじゃないかなと思います。
伊奈:はい、ありがとうございます。その部分は私も本当に強く思っているところです。古川さん今日はありがとうございました
古川:はい、ありがとうございました。