伊奈：本日は、株式会社在宅秘書ラボの保田 由香（ほうだ ゆか）さんからお話をお聞きします。保田さんよろしくお願いいたします。

保田：はい、よろしくお願いします。

伊奈：では、簡単に自己紹介をお願いできますか？

■　リモートで働きたい女性と、経営者様をおつなぎする

保田：はい。株式会社在宅ラボの保田 由香と申します。リモートで働きたい女性と忙しい経営者をつぐというサービスを提供しています。

伊奈：ありがとうございます。リモートで働きたい女性と経営者様をつなぐということですが、具体的にどのようなサービスを展開されているのかをお聞かせください。

保田：弊社では、お1人社長から大体スタッフ10名規模ぐらいまでの小規模の企業様へ、在宅のスタッフの方をご紹介しています。現在、2,000名ほどの「在宅で働きたい」という女性にご登録いただいています。

その方々に対しての求人活動や採用時の契約書のフォロー、あとは業務開始後のマネージメントやサポートなどをトータルで行わせていただいています。

伊奈：在宅で働く方とおっしゃいましたけども、形態としては外部委託ではなくて社員や従業員としてのご紹介やマッチングになるのでしょうか？

保田：契約形態にはこだわっていません。企業様が「正社員で」ということであれば社員として、「業務委託で」ということであれば業務委託で進めさせていただきます。

ポイントは、オンライン事務や事務代行ではなくて、「直接契約の自社のスタッフ」としてご契約いただくというマッチングの紹介を行っています。

■　リモート社会の牽引者になる

伊奈：なるほど。保田さんのやってらっしゃるサービスで、経営者の方のどういう困り事や課題が解決できることになりますか。

保田：はい。起業が順調にいった後には、どこかで人を入れないと事業を伸ばせないと思うんです。けれども、最初から正社員はハードルが高いですし、最近はシェアオフィスなどで起業される方も多いので、スタッフの方を雇ったからといって出社してもらう場所もない方も多いと思うんです。

そのようなお困り事に対して、リモートを前提で直接契約のスタッフを採用いただきます。出社にこだわっていませんので、少なめの時間から業務をお願いできますし、働く側も出社やフルタイムも可能なレベルの優秀な女性をご紹介しているので能力を発揮できるというところで、双方に喜んでいただけるようなサービスを展開しています。

伊奈：例えばですね、その会社様からお話しがあった時に、保田さんの方で「この会社様のこういうご要望だと、こういう方が合うな」みたいな、その会様のご要望、マッチングについてのアドバイスやコンサル、助言みたいなこともされるんでしょうか。

保田：はい。まさにおっしゃる通りです。「こういう業務をお願いしたいで、週に何日ぐらい働いて欲しい」「こんなスキルを持った人」といったご要望をお伺いして、それに対して「では、この方はどうですか」というやりとりをさせていただいてから、ご提案をさせていただいています。それで「求人文」という形でまとめていくという感じです。あとは、採用に関わることを全部お手伝いしています。冒頭で申しましたように契約、それから在宅で働いてもらうためのマネジメントなど、通常のパターンとは違う注意点がありますので、そういうところも含めてサポートさせていただいています。

伊奈：ありがとうございます。では、今後の保田さんのビジネスの目標や希望などがあれば教えてください。

保田：はい。この事業は、実はコロナのずっと前の2009年から行っています。当時はzoomももちろんありませんでしたし、いろいろと大変だったんですけれども、今はインフラも整ってリモートで働くということにも理解が深まってきました。この社会のスピード感が止まることなくどんどん加速していけるような、リモートという働き方が当たり前の選択肢になるような、そんな社会の実現に向けて、一助を担うことができればと思っています。

■　未来経営EXPOに来られる方、出展されたい方へ

伊奈：なるほど。では最後に、「未来経営EXPO」に行こうと思っている方や出展してみようかなと思っている方に一言お願いします。

保田：そうですね、まずご来場者様なんですが、未来経営EXPOには多彩なメンバーが揃っていますので、是非いろんなブースを回っていただいて「こんなサービスがあったんだ」ですとか、「こんな経営者が出展してるんだ」というところを楽しみながら、いらしていただければと思っています。
出展を検討されている方に関しましては、メンバーはもちろん真面目にビジネスはやっているんですけれども、ユニークで楽しいメンバーばかりですので、是非その仲間に加わっていただいて、そして一緒にビジネスを拡大していきたいなと思っています。

伊奈：本当にそうですね。保田さん、今日はありがとうございました。

保田：はい、ありがとうございました。