【ケイエイ・カネ】社会保険労務士 社労士事務所アスタリスク 筒井 恭平(つつい きょうへい)さん

伊奈:皆さんこんにちは。本日は、社労士事務所アスタリスクの筒井 恭平(つつい きょうへい)さんからお話を伺います。筒井さんよろしくお願いします。

筒井:はい、お願いします。

伊奈:改めまして、簡単に自己紹介をお願いします。

筒井:はい、大阪の梅田で社労士事務所を経営している筒井 恭平と申します。よろしくお願いいたします。

伊奈:よろしくお願いします。では、早速ですけれども、筒井さんはどのようなお仕事をしていらっしゃるのでしょうか。

■ 中小企業に「企業型確定拠出年金」を広げるために。

筒井:弊社は、大阪の社労士事務所で、特に現在の「企業型確定拠出年金」という制度を中小企業に導入するコンサルティングサービスを提供しています。

この「企業型確定拠出年金」というのは、会社に導入する福利厚生の制度で、従業員さんや役員さん、それから会社さんのそれぞれにとってメリットのある三方よしの制度なんです。

「企業型確定拠出年金」というものを聞いたことがないという方も多くいらっしゃると思います。でも、「iDeCo」や「NISA」といのは、聞いたことがある方は多いと思います。この「iDeCo」というのが、個人型の「確定拠出年金」で、個人で口座を開設するタイプのものになっています。この「iDeCo」の企業版が「企業型確定拠出年金」というふうに考えていただければいいと思います。

会社を通して従業員さんや役員さんが加入することによって、個人型では得られないメリットがたくさん発生します。来年、2024年になりますと、「NISA」

の拡充ということで、すごく使いやすくなったり、将来に向けて資産形成を始められたりする方が多くなると思っています。

「iDeCo」や「NISA」には、それぞれに特徴がありますので、うまく使い分けて、自分に合った資産形成ができる、そんな環境を整えていただければと考えています。

■ 「企業型確定拠出年金」を導入する3つのメリット!

伊奈:なるほど。そうしますと今おっしゃった「企業型確定拠出年金」というものを使って、筒井さんは経営者のどのような問題を解決できるということになりますでしょうか。

筒井:導入することによって得られる効果として、3つあると思っております。

一つ目が「今いらっしゃる従業員さんを大切にできる。」ということですね。2つ目が「会社の求人に関して差別化することができて採用力が上がる。」3つ目がこの制度使っていただくことによって、結果的に「社会保険料が下がってコストダウンにつながる。」ということになります。

分かりやすく言い換えますと、「離職防止に繋がって、良い人材が集まりやすくなる。」そんな制度をほぼコストをかけずに導入できるというものになります。

これからの中小企業にとっては、必須の制度になってくると思っています。

伊奈:なるほど。確かに離職防止もできて、良い人材も集まる、となると多くの企業にとって、必須の制度になりそうですね。

それでは、筒井さんご自身のお仕事の今後の目標や将来の希望などについてもお聞かせいただけますか。

■ 「この会社で働けて良かった!」を広げたい。

筒井:私自身は、社労士をする前に大手企業の人事部門で働いていた経験があるんですが、それとは別で、かなり昔なんですが、建設現場の現場作業員や、冷凍倉庫でフォークリフトのオペレーターの仕事をした経験があります。そんな経験から「中小企業から、日本を元気にしたい!」と思っています。

この「企業型確定拠出年金」は、まだまだ大企業ばかりが導入しているのですが、大企業の従業員さんでも、この制度ってうまく活用しきれていないんです。

私が導入させていただいた企業様には、継続的にフォローさせていただきながら、「中小企業の従業員さんに、この制度を活用しきっていただきたい。」と思っています。

それを通して、中小企業で働く従業員さんが大企業じゃなくて「本当に、この会社で働けて良かった!」と、思っていただけるような会社作りをする。それが、私の目標です。

伊奈:素晴らしいですね。中小企業の皆様というのは、この未来経営EXPOにも多くお越しになっていますので、そういう方々に向けて本当にいいサービスだなと思いました。

筒井:ありがとうございます。

伊奈:筒井さん、本日はどうもありがとうございました。

筒井:ありがとうございました。

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