伊奈：今日は、採用定着支援として出展されています株式会社ファンファーレの岡本陽子（おかもと　ようこ）さんにお話をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

岡本：よろしくお願いします。

■人材の募集から定着までをワンストップで支援

伊奈：早速ですけれども、岡本さんのお仕事、どのようなサービスを提供しているのかについて教えてください。

岡本：改めまして、株式会社ファンファーレの岡本です。

弊社は、中小企業のための「かかりつけ人事」として、人材の募集から採用定着までをワンストップで支援しています。

人材の募集については、アルバイトの採用から中途、新卒採用まで対応しておりまして、入社前にキャリア面談することで、内定者の不安を解消しつつ定着支援に必要な信頼関係を築きながら１年間の定着までをバックアップさせていただいています。

■求めている人物像の応募が来る、応募の質を高めるような採用コンサルティング

伊奈：なるほど。岡本さんのお仕事を通じて、経営者のどのようなお悩みや問題が解決されていくのでしょうか。

岡本：はい、そうですね。人材の募集をしても集まらないとか、応募は来てもいい人材に巡り会えないとか、採用してもすぐ辞めてしまうとか、そういった人材の課題を抱えている企業さんに対して「企業が本当に求めている人物像」をヒアリングしていきながら、求めている人物像の応募が来る、応募の質を高めるような採用コンサルティングをさせてもらっています。

伊奈：なるほど。先ほど採用の定着というお話しされていましたけれども、具体的に採用した方が定着するために、どのようなアドバイスや支援をなさっているのでしょうか。

岡本：だいたい入社後の３カ月から６カ月が一番コミュニケーションエラーであったり、仕事の取り組み方で不安を持ったり、悩みを抱えやすい時期になりますので、その時期に、気軽に相談できる外部の相談窓口として、キャリア面談であったり、キャリア研修を通して定着支援をさせてもらっています。

伊奈：若い方を採用することが多いと思うのですが、若い方にとってのキャリアというのは、今はどのような位置付けになっているのでしょうか。

岡本：結構、皆さんやはり「成長したい」とか「この会社でどんな成長ができるのか」であったり、そういった形を考えていますので、入社して１年後や３年後、「３年経ったらこういった成長ができる」であったり、「こんなことがやれるだろう」であったり、そういった明確な目標があれば、それに向けて進んでいきやすいと思います。

伊奈：そうすると、従業員側の１年後、３年後の目標もしっかりと見つけてあげつつ、逆に採用する会社側には、従業員の目安になるようなものをしっかりと出せるように、という両面からサポートしてらっしゃるというのでよろしいでしょうか。

岡本：募集の時にも、入社して１年から３年後のキャリアビジョンというのも明確に出すような原稿づくりをさせていただいたり、内定者の方も、入社して何かしらのエラーが起きたり、仕事で悩みを持った時にも、入社1年から3年の目標設定があることで、それが指針のような形になりますので、その悩みとか不安というところの解消していきながら、その目標に向けて立ち直る支援をしているのが弊社ですね。

■人材の課題で頼っていただける企業先を全国に100社つくる

伊奈：ありがとうございます。今のようなお話を未来経営EXPOでブースに来た方にされているということになりますか。

岡本：どういった形で原稿を作ったらいいのか、といった求人の原稿のお話であったり、あとは採用後のフォローであったり、そういうところをお話しさせてもらっています。

伊奈：では、岡本さんのご自身のビジネスの今後とか目標とかについてお聞かせください。

岡本：はい。人材の課題であれば「ファンファーレに頼んだらなんとかなる」と頼っていただける企業先を全国に100社つくることを目指していきたいというところがあります。

今は、スポットでいただくこともあるのですけれども、本当の意味で「企業のかかりつけ人事」になれるように、ちょっとした疑問や相談もできる場というところで確立していきたいなと思っております。

伊奈：本当に今多くの会社様で採用が難しいというお声は聞きますので、岡本さんがしていらっしゃるサービスというのは、経営者の方のためになるのではないかなと思いました。

■未来経営EXPOに来場いただける方へのメッセージ

伊奈：それでは最後に、「未来経営EXPO」に行こうかなと興味を持っているような方に向けて、一言お願いします。

岡本：はい。無料で気軽に１５分程度でも入れますので、関心あるテーマ、ちょっと人材に悩みあるな、というような方がいらっしゃいましたら、いつでも来ていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

伊奈：岡本さん、本日はありがとうございました。

岡本：ありがとうございました。